今月読んだ本

2016-12

新刊だと、

四月になれば彼女は

四月になれば彼女は

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川村 元気
文藝春秋
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川村元気です。君の名は。でプロヂューサをした人です。

客観性が欠けすぎていてつまらなかったです。

好きな人は読めばって感じだけどあんまりおすすめしないかなぁ。

いまさら翼といわれても

いまさら翼といわれても

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米澤 穂信
KADOKAWA (2016-11-30)
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『長い休日』がよかったかな。

西一番街ブラックバイト 池袋ウエストゲートパークXII

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石田 衣良
文藝春秋
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IWGP石田衣良

『ユーチューバー@芸術劇場 』とか石田衣良さん以外に書けないだろうとか思いました。

あとユリイカ 2016年11月号 特集=こうの史代 がおもしろかったです!

ユリイカ 2016年11月号 特集=こうの史代 ―『夕凪の街 桜の国』『この世界の片隅に』『ぼおるぺん古事記』から『日の鳥』へ

ユリイカ 2016年11月号 特集=こうの史代 ―『夕凪の街 桜の国』『この世界の片隅に』『ぼおるぺん古事記』から『日の鳥』へ

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こうの史代 片渕須直 のん 西島大介
青土社 (2016-10-27)
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もう二度と思い出したくもない戦争や原爆の嫌な思い出がある。
中略
そうしたことに対して、「忘れてしまおう」というのが一番すぐに思い当たる解決策である。しかし自分は誰かを見捨てたかもしれないし、誰かを助けられなかったかもしれない。
中略
それを突破するおは、忘れるということに逆らうこと、つまり記憶するということであった。
下巻に「生きとろうが死んどろうがもう会えん人が居って、ものがあって うちしか持っとらんそれの記憶がある うちはその記憶の器としてこの世界に在り続けるしかないんですよね」とすずが語るシーンが有る。これは、晴美との悪い思い出を切り捨てるために良い思い出も切り捨ててしまうのは、一言で言えば「勿体無い」ということである。悪い記憶も引き受けることで、春美との笑顔の記憶が何十年も残る続けることができるというのがすずの出した結論なのだ。

来年もほどほどに本を読みたいとおもいます!

Written on December 31, 2016