サイボーグになりたい#3
ぼくは1997年1月に生まれた。
記憶がある時代はほぼ21世紀であり、20世紀のことなど覚えていない。
しかし、ぼくは20世紀生まれだ。
もしかしたらここに20世紀生まれと21世紀生まれの決定的な差が生まれているかもしれない。
そんなことは決してありえないが妄想を続ける。
21世紀のチルドレンは私達が考えているより圧倒的なデジタルネイティブ世代かもしれないのだ。
生まれた時からは言いすぎだが、中学生からは確実にスマートフォンを持ってもちろんTwitterとFacebookとLINEを縦横無尽に使い分ける。
これは従来の”使い分ける”ではない。20世紀世代の使い分けるということは、自我と、みてくれ、表現などで、群れたくないといったことを心には持っているが結局は群れたいetc…などの卑しい心を持って使い分けている。
しかし21世紀チルドレン。ニュータイプ。彼らは違う。デジタルネイティブだ。小学生からTwitterを使い。Twitterと共に成長し、Twitterとは脳内直結していると言っても過言ではない。
考えたからつぶやくのではない。つぶやくから考えるのではない。
半ば反射的に脳で思ったことをTwitterに書き込むのだ。
熱湯に触れてしまって脊髄反射で手を引っ込めると共にスマホを取り出し、
あっつーい。火傷した(~_~;)
とつぶやくのだ。これらがなんの不自然さもなく行われる。
なにも自然の事象に限ったことではない。
友人関係もイコールである。21世紀チルドレンは、もはや文字では言葉を正確に伝えられる、られない問題なんて存在しないのだ。
そして、中学校内の「あいつとあの子と話しているのを見かけた。もしかして好きなんじゃないのか」のような他愛もない話が全員がアカウントを持っているTwitterで行われる。
善いか悪いかは知らない。しかし、20世紀の人たちよりデジタルを駆使した完璧なソーシャルグラフが脳内に築きあげるれるのだ。
あっつーい。火傷した(~_~;)
— ぺいぺいぺ (@peipeipe) 2016, 2月 22
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未来が楽しみだ!
そして未来は、いずれにしろ過去にまさる。誰がなんといおうと、世界は日に日によくまさりつつあるのだ。人間精神が、その環境に順応して徐々に環境に働きかけ、両手で、器械で、かんで、科学と技術で、新しい、よりよし世界を築いてゆくのだ。 世の中にはいたずらに過去を懐かしがるスノッブどもがいる。そんな連中は、釘ひとつも打てないし、計算尺ひとつ使えない。
posted with amazlet at 16.02.22